姉とのこと
第1章 小さな約束
姉弟の両親は本当に仲の良い夫婦で、
父親の出勤時や帰宅の際には
キスを欠かさなかった。
なので以前から両親がキスしているのは
観ていたが,母親は照れからか
「仲良しさんチューするんだよ」
と教わっていたので
正一と姉は普段から
「チュー」
と言ってはキスをしていたし、
たまには父親と一緒に
お風呂にも入っていた。
そんなこともあり,
両親が裸でいたことも
とくに不自然に思うこともなく
「二人(両親)は仲良し」
「仲良しはキスをする」
「仲良しは一緒にお風呂に入る」
「仲良しさんは裸で抱っこする」
「仲良しは裸でキスをする」
と子供の理論で姉と納得した。
すると姉の恵美が
「私たちも仲良しだから、
パパとママみたいに
裸で寝ようか」
と両親の真似をして
裸で寝ることを提案した。
姉は座敷童に会えなかったガッカリ感を,
何か新しい事をすることで
ワクワク感の補完したかったのだろう。
それでも,幼稚園のお昼寝や
家で寝る時でも,今までに
裸で寝たことはないので
なんとなく恥ずかしかったのか
姉はこう言った。
「二人の秘密だからね」
父親の出勤時や帰宅の際には
キスを欠かさなかった。
なので以前から両親がキスしているのは
観ていたが,母親は照れからか
「仲良しさんチューするんだよ」
と教わっていたので
正一と姉は普段から
「チュー」
と言ってはキスをしていたし、
たまには父親と一緒に
お風呂にも入っていた。
そんなこともあり,
両親が裸でいたことも
とくに不自然に思うこともなく
「二人(両親)は仲良し」
「仲良しはキスをする」
「仲良しは一緒にお風呂に入る」
「仲良しさんは裸で抱っこする」
「仲良しは裸でキスをする」
と子供の理論で姉と納得した。
すると姉の恵美が
「私たちも仲良しだから、
パパとママみたいに
裸で寝ようか」
と両親の真似をして
裸で寝ることを提案した。
姉は座敷童に会えなかったガッカリ感を,
何か新しい事をすることで
ワクワク感の補完したかったのだろう。
それでも,幼稚園のお昼寝や
家で寝る時でも,今までに
裸で寝たことはないので
なんとなく恥ずかしかったのか
姉はこう言った。
「二人の秘密だからね」