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姉とのこと

第13章 高校受験頃の二人は・・・

夕方にになり両親が帰って来た。
二人はいつもの様に振る舞い
いつもの様にベッドに入った。
正一は密かに,姉とのセックスを
期待していたが,残念な事に
予定より早く姉の生理が始まってしまった。

恵美の生理が始まると暗黙のルールで
各自の部屋で寝る様になっていたが,
恵美の生理痛がひどい時は
寝間着のまま一緒に寝ることもあった。
この日はひどいと言うことはなかったが
恵美の希望で一緒に寝る事になり
2人は初めて一つになった事を喜びつつ
抱き合って眠りに就いた。


この日から「二人の秘密」は
セックスをすることが前提になった。
当然避妊せずにセックスをするのは
良くないと言うことはわかっていたが,
中学生の二人はコンドームを人知れず
手に入れるすべがわからなかった。

そこで学校でも広がっていた
「セックスの前に数回射精しておけば
 精子が薄くなるから妊娠しない」
という都市伝説みたいな物を真に受け,
先に姉の手コキやフェラで射精をし,
その後で正一が姉への愛撫をして
挿入するようになった。
もちろん膣外射精は心がけていたが
なにも無かったのは
運がよかったとしか言えないだろう。


そんなある日,正一は珍しく父親に
近所のホームセンターに行くからと
声を掛けられて車で出かけていった。
助手席で何気ない話をしていると
父親がふいに切り出した。

「実はな。パパ達の寝室から
 ある物がなくなったんだけど、
 正一知らないか?」

血の気が引いていくのがわかった。
しかし父親も確信があって
聞いてきているようだったので
ここでごまかしても無意味だと悟り
正直に応える事にした。
そして脳裏には姉との事が
バレているのではないかという恐怖も
同時にわき上がってきた。

「あ・・・コンドームなら・・僕」

「そうか。よく正直に言ったな。
 おまえじゃなかったら,
 お姉ちゃんって事になるから
 内心ヒヤヒヤだったよ。
 彼女,できたのか?」

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