姉とのこと
第14章 高校生の時の姉は・・・
正一は姉と同じ公立の共学高校に
進学する事になった。
恵美も正一も特に進学目的はなく
自転車でも通える隣駅にあるので
進学先に選んだだけだった。
同じ様な理由で同じ地域の中学の生徒も
かなりの数が進学先に選んでいるので
人間関係もそのまま継続している事もあった。
実際に新しいクラスに中にも
12人同じ中学出身者がいて
内三人は知った顔だった。
進学校ではあるが特に特徴のある高校ではなく
割と自由度の高い校風だった。
姉が生徒会とバドミントン部に入っているように
正一もサッカー部に入部してバイトも許され
楽しい高校生活を送っていた。
恵美は高校に入り髪を少し短くしたので
今は肩甲骨くらいしかない。
正一が盗み見た中三時の健康診断では
身長159cm,体重45kg,
B84,W58,H85
となっていて,正一は自分の体重の
2/3しかないと驚いていた。
性格も高校に上がったからといって
変わる事はなく温厚な割に
行動が粗暴なので男子からの
受けは良かったし実の所,
他の女子よりも話しやすいようで
男友達も多く色恋の相談も
良く受けていた。
恵美に好意を寄せている男子も
少なからずいたが,
今の関係を壊したくないと
告白までいく事は希だった。
恵美の人気が発覚したのは
高一のホワイトデーの時で
プレゼントの数が他の女子を
上回るという形で現れ
恵美本人が一番驚いていた。
恵美にお菓子を渡した男子も
もうすぐ進級でクラスが
変わるのだからと頑張ったのだろう。
ちなみにバレンタインは
他の女子達と共同でクラスに配った
義理チョコのみだった。
正一がサッカーを始めたあたりから
体力増強のために二人で
早朝ランニングを始めた成果なのか,
恵美は周りからはひょろっとした
細身に観られていたが
実はかなりの筋肉質な身体で,
脚などは「カモシカの様な脚」
というのがピッタリだった。
体脂肪率もそれほど高くなかったが,
高校になりただ細く見えるだけではなく
女性らしいボディラインにも
なってきていた。
恵美の事を語る上で欠かせない人物がいる。
小学校時代に二度ケンカをしたことのある
他のクラスの山崎少年である。
事の発端は小学校五年生の時に
校庭で遊んでいたときに友達の鈴木さんが
山崎少年とぶつかり転倒したことだった。
進学する事になった。
恵美も正一も特に進学目的はなく
自転車でも通える隣駅にあるので
進学先に選んだだけだった。
同じ様な理由で同じ地域の中学の生徒も
かなりの数が進学先に選んでいるので
人間関係もそのまま継続している事もあった。
実際に新しいクラスに中にも
12人同じ中学出身者がいて
内三人は知った顔だった。
進学校ではあるが特に特徴のある高校ではなく
割と自由度の高い校風だった。
姉が生徒会とバドミントン部に入っているように
正一もサッカー部に入部してバイトも許され
楽しい高校生活を送っていた。
恵美は高校に入り髪を少し短くしたので
今は肩甲骨くらいしかない。
正一が盗み見た中三時の健康診断では
身長159cm,体重45kg,
B84,W58,H85
となっていて,正一は自分の体重の
2/3しかないと驚いていた。
性格も高校に上がったからといって
変わる事はなく温厚な割に
行動が粗暴なので男子からの
受けは良かったし実の所,
他の女子よりも話しやすいようで
男友達も多く色恋の相談も
良く受けていた。
恵美に好意を寄せている男子も
少なからずいたが,
今の関係を壊したくないと
告白までいく事は希だった。
恵美の人気が発覚したのは
高一のホワイトデーの時で
プレゼントの数が他の女子を
上回るという形で現れ
恵美本人が一番驚いていた。
恵美にお菓子を渡した男子も
もうすぐ進級でクラスが
変わるのだからと頑張ったのだろう。
ちなみにバレンタインは
他の女子達と共同でクラスに配った
義理チョコのみだった。
正一がサッカーを始めたあたりから
体力増強のために二人で
早朝ランニングを始めた成果なのか,
恵美は周りからはひょろっとした
細身に観られていたが
実はかなりの筋肉質な身体で,
脚などは「カモシカの様な脚」
というのがピッタリだった。
体脂肪率もそれほど高くなかったが,
高校になりただ細く見えるだけではなく
女性らしいボディラインにも
なってきていた。
恵美の事を語る上で欠かせない人物がいる。
小学校時代に二度ケンカをしたことのある
他のクラスの山崎少年である。
事の発端は小学校五年生の時に
校庭で遊んでいたときに友達の鈴木さんが
山崎少年とぶつかり転倒したことだった。