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やっぱり君が好き

第1章  新しい生活

そんなこんなで入学式も無事終わり、
教室に移動した。




私は自分の席につくと、周りを見渡した。



残念ながら なっちゃんとは席が近くない。



私の隣はすごく明るい男の子で、すぐ話しかけられた。



「よっ! 俺、鈴木 光(ひかる)!よろしくなっ」


人懐っこい笑顔に私はすぐ


「あ、 高木みおです!よろしくね」


2人で中学の時の話などで盛り上がってると、
担任の先生が来た。



「おーい 静かにしろ! じゃあ、今から~・・・」



先生はどんどん話を進めていく。

もちろんその間も私は光と話していた。



「じゃあ、今日はこれで終わり!明日から授業あるから気合入れて来いよー!」


やっと長い長い先生の話が終わって帰れる事になったみんなは喜んでた。



帰る支度をすると


「明日からよろしく!じゃあな!」

そういう光に


「うん!ばいばーい!」



光が教室を出て行った途端、
なっちゃんが私の元へ駆け寄ってきて


「ちょっと!早速 友達できたの?!まぁまぁイケメンじゃない?(笑)」


まぁまぁイケメンって(笑)
たしかに光はかっこいいと思う。
明るくて人懐っこいから女子にも人気あるんだろうなぁ。



「なっちゃんは?新しい友達できた?」



「周りにキモいやつばっかで驚いたわ(笑)近くの女子とは仲良くなれそうにないし…まぁ、みおがいるからいいけどさ」


なぁーんて、嬉しい事を言ってくれるなっちゃんが私は大好きだ。


なっちゃんは美人でスタイルいいから、これからどんどんモテて告白されんだろうなぁ☆



私 彼氏できるかなぁ?
あぁ~明日から楽しみ!

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