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レ・ン・ア・イ

第1章 SカレMカノ。

『あ…ごめん。』

色々な意味を含めた謝罪。

『てか電話とメール無視すんなよ…心配すんだろ。』

溜め息混じりの優斗の声はさっきの私よりも元気が無かった。

『…気付けなかった。』

それにつられて私の声も弱々しくなる。

『まあ良いけど、今日俺の家来るよな?』

『え?』

当たり前のように言う優斗の発言に私は聞き返してしまった。

…だってそんな予定無かったもの。

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