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金色のガッシュ×ガンダムseed クロス二次創作

第14章 休養

カナード:にしても、兄貴がナチュラルに心を開くなんてな。
ハルト:どういう意味だカナード?
ハルトはカナードを睨んで訊いた。
キラ:僕も同感だよ、ナチュラルを兄さんは嫌ってたから…
ハルト:俺は別にナチュラルが嫌いなんじゃない、地球連合軍が嫌いなんだ。
ハルトは清麿の髪を撫でながら言った、ハルトは3年前の戦争でナチュラルを避けていただけではなく、憎しみを込めた目で見ていた、それで人格が変わっていて、ハルトの中にいるハルトの精神を支える人物がいた、名前は雪翔<ユキト>ハルト以上に目付きが悪く、目の色がシンとおなじ深紅になるのだ、雪翔はハルトの辛い事、苦しい事から生まれた存在だった、憎しみの塊といえば近いぐらいナチュラルもコーディネーターも嫌ってた。
カナード:あの頃は本当に怖かったぞ、兄貴…な、キラ?
キラ:そうだね、兄さんは皆拒絶してたからね…

ハルトの心の内部ではハルトと雪翔がいた。
雪翔:ハルト代われ、あいつら好き勝手に言いやがって…
ハルト:加減しろよ。
ハルトが右腕、雪翔が左腕をあげる。
パチンッ!
ハルトと雪翔がハイタッチをした。

雪翔:カナード、キラ、お前達は俺の存在を忘れてたのか?
雪翔はハルトの顔で黒笑みを浮かべていた。
キラ:雪翔兄…いつから入れ替わっていたの?
雪翔:ついさっきだ。
カナード:まさか、全部聞こえてたのか…?
雪翔:俺を誰だと思ってやがる?
黒笑みを絶やさず言った雪翔、カナードとキラの首根っこを掴み、逃げないようにした。
ハルト:どう叱ってやるか…
清麿の様子を見ながら制裁の方法を考えていた雪翔であった。

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