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｢さぁ､行きなさい!ｽｵｳ!｣
｢刈り上げろ!ﾊﾞｵｳ!!｣
ﾊﾟﾃｨとﾊﾙﾄの叫び声が重なる｡ｾﾞﾘｱは､ﾊﾞｵｳを操り､ｽｵｳの隙を突き､
｢はあぁぁぁぁぁ!｣
ｽｵｳに向かってﾊﾞｵｳを振り下ろす｡ﾊﾞｵｳがｽｵｳを突き破る｡
｢なっ…私のｽｵｳが負け…｣
ｾﾞﾘｱがﾊﾟﾃｨ達にﾊﾞｵｳを振り下ろすその時!
｢そうはいかないｹﾞﾛ!ｵｲﾗはﾋﾞｮﾝｺ!ｶｯｺｲｲﾋﾞｮﾝｺ!!おい､お前助けてやるから仲間になるｹﾞﾛ!!｣
｢仲間?!｣
ﾊﾟﾃｨは驚いた｡
｢そうｹﾞﾛよ｡まず､この術を討ち破るｹﾞﾛ!我が最大の術ｷﾞｶﾞﾉｹﾞﾛｽﾄﾛ!｣
…何も起きない｡
｢そうだ､ｵｲﾗのﾊﾟｰﾄﾅｰは今日は歯医者だったｹﾞﾛ｡｣
｢はあぁぁぁぁぁ!!｣
ﾊﾞｵｳを振り下ろすｾﾞﾘｱ｡
｢｢｢ギャァァァァァ!!!｣｣｣
ﾊﾟﾃｨとｳﾙﾙとﾋﾞｮﾝｺの叫び声が重なる｡清麿とｶﾞｯｼｭは唖然として､ﾊﾙﾄとｾﾞﾘｱは冷めた目をしていた｡ｳﾙﾙがﾊﾟﾃｨとﾋﾞｮﾝｺを担いで逃げて行った｡ﾊﾙﾄは､戦う気が失せたのか､逃がしてやっていた。