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金色のガッシュ×ガンダムseed クロス二次創作

第7章 突入

「てめぇら軟弱な現在の魔物やられるとはよ…まぁいい、どうせ、てめぇら甘ちゃんにはゾフィスは倒せん。イヤ…ゾフィスどころか、まだ、この先で戦うであろう千年前の魔物を、1体も倒せねえだろうよ。」
アルムの話を聞き、ハルトは、
「じゃあ、お前らはなんで戦ってた?本当に戦いが嫌いな子は、なぜ戦うんだ?ゾフィスに心を操られていないんだろ?互いに術で本を燃やし合えば、すぐに魔界に帰れるんじゃ…」
ハルトの言葉をアルムが遮る。
「そんなの簡単だ…そっちの人間なら気付いているんじゃねぇか?」アルムが清麿を指名する。
「俺達人間の心の力がないと術は使えない、ゾフィスが…人間の心、行動を支配するという事は…魔物の力、行動も支配する事に繋がる。」 ハルトは清麿の言葉を聞き、納得する「そういう事か、仮に他の魔物が術以外の火で、他の魔物の本を燃やそうとすれば…心を支配されている人間が、それを防ぐ…団体行動を義務づけられてる他の魔物もそれを防ぐ、最悪、千年前の魔物同士で本を燃やした場合は…」
ハルトはアルムを見る。
「そこまで分かっていたか…魔物同士で本を燃やした場合…その魔物は再び石に戻される。」
ハルト以外のメンバーは目を見開く。
「ま、まだ完全に石の封印が解けたわけじゃないのか!?」
「さあな、分からねぇ…だが、石に戻されかけた奴を見た事がある。それが頭から離れねぇ…まあ、大体はそんなもんさ…俺達が戦うルールでは…」
アルムの体が更に透ける。ハルトが聞く。「最後に聞かせてくれ、千年前の魔物達が本拠地にする理由は?ここに戻って来る理由は?」
「石の封印からまだ逃れられてねぇのかもしらねえな…それに…あの光…あの月の光を浴びてると力が湧く…」
「月の光…力が湧く?」
「あばよ、負けんなよ。」
アルムとゲリュオスが消える。

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