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ｳﾏｺﾞﾝが必死に戦っている中､ﾊﾙﾄはふらつく体を気力だけで支え､清麿達の所へ向かった｡
｢大丈夫か?｣
ﾊﾙﾄは清麿達に聞いた､｢大丈夫だ｣と答えるのに安心して肩をおとした､砂をはい上がろうとする清麿達にｳﾏｺﾞﾝの本の持ち主が手を貸した｡
｢捕まるんだ｡｣
優しい暖かな声に安堵をする､清麿はｳﾏｺﾞﾝの本の持ち主の手を借りて､上がった｡
｢私の名はｶﾌｶｻﾝﾋﾞｰﾑ､遅れてすまない｡｣
｢俺はﾊﾙﾄ如月､魔物のｾﾞﾘｱだ｡｣
｢俺は高嶺清麿､こっちがｶﾞｯｼｭ｡｣互いに自己紹介を済ませる｡
｢許してくれ､あの子も苦しんでたんだ､恐怖を乗り越え､運命と向き合う為にな｡｣
｢貴方は､ｳﾏｺﾞﾝと戦ってくれますか?｣
ﾊﾙﾄの質問に､
｢ﾌﾑ､私も働いている身だ…運命とはいえ､ｺﾞﾒﾝこうむりたいが…あの子の苦悩を目の当たりにしといりからな…｣
そう語るｻﾝﾋﾞｰﾑ､
｢ﾒﾙﾒﾙﾒｰ!!｣
ｳﾏｺﾞﾝがﾀﾞﾙﾓｽに捕まっていた｡
｢ようやく捕まえたぜ｡｣
ﾀﾞﾙﾓｽは､ｳﾏｺﾞﾝを足蹴にしていた､ﾊﾙﾄは本を構えるが､
｢ここであの子を見捨てたら､私はカッコ悪い大人だ､それは私の主義に反する!!｣
ﾀﾞﾙﾓｽに向かって走るｻﾝﾋﾞｰﾑ､ﾊﾙﾄは､
｢無茶だ､あの魔物に立ち向かうなんて…ｾﾞﾘｱ!ｻﾎﾟｰﾄを!!｣
ﾊﾙﾄは､ｾﾞﾘｱに向かって言った､ﾏﾝﾄを翻して消えるｾﾞﾘｱ､ｻﾝﾋﾞｰﾑがｳﾏｺﾞﾝを助けると同時に!
｢ﾃｵｻﾞｹﾙ!!｣
ﾀﾞﾙﾓｽの鎧を砕いた､ｾﾞﾘｱは更に､蹴とﾊﾟﾝﾁを食らわした｡
｢行くぞｳﾏｺﾞﾝ!!｣
本が強く光る｡
｢まさか､こんな短い間に第二の術が…!?｣
｢第二の術､ｺﾞｳｼｭﾄﾞﾙｸ!!｣
全身に強力な鎧を身につけたｳﾏｺﾞﾝがﾀﾞﾙﾓｽに立ち向かう｡