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金色のガッシュ×ガンダムseed クロス二次創作

第2章 出会い

「質問です。ベルさんは女の子ですか?」
「あッ!」
ハルトは声を上げた。ゼリアはオーラを出していた。
「僕は男だッ!」
ゼリアは怒鳴った。「落ち着けって。」ハルトは止めながら宥める。クラス全員が驚いた。ゼリアがおしとやかそうな感じでいて、それで怒鳴ったから。
「いきなり怒鳴ってすみませんでした。」
ハルトは頭を下げた。俺は内心突っ込んだ。
(父親かッ!?)
ハルトの大人っぽい雰囲気に尚更そう見えた。
「質問です。御二人はどちらから来たんですか?」
「プラ…オーブです。」
クラス全員が驚いた。
オーブは、オーストラリアの近くの南国の島国で、土地が高いが住みやすく、環境がいい、中立国だったが、大西洋条約を結んで、戦場になった。
(スゴイ所から来たな。)
俺は、同情した。戦争に巻き込まれたからだ。でも、違和感を感じた。ハルトの顔が一瞬陰をつくったから、巻き込まれたんじゃない、何かあったんだと、ハルトは悲しい顔をした。でも、それに気付いたのは、俺だけだった。

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