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涙が出るほど好きだよ

第6章 甘酸っぱい




動揺する木田をよそに




「えへ☆思わず抱きついちゃったあ」


桜は舌を出して決め顔。





桜、まさか木田のこと落とそうとしてる?…




「桜~こいつのこと好きなの?」


ややこしそうな顔をして将生が聞く





「え~私、好きなのかなあ…
 木田のこと…」



今度は上目遣いで木田を見る桜…





私はいたたまれなくなって


「さっ桜隣のクラスの子が
 好きじゃなかったの!?」


でたらめ言っちゃった…



桜の落とし顔を見られたくなかった…木田に…


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