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天才剣士は一くんに夢中

第4章 絶望と驚喜

★★★★★★★★★★★



おぉぉお・お、



お仕置き!!?



「土方よ。まずはこれを飲むがいい。」

「あぁ?なんだよこれ。」



手渡されたのは小さな小瓶だった。


「飲めばわかる。」

「やなこった。こんな得体の知れねーもん飲むわけねーだろーが。」


中に何入ってるかもわかんねぇっつーのに。


「毒などはいれてない。心配は無用だ。」


「んなもん信用できるか!そうじゃねぇってならテメェが毒味しやがれ!」



全くわけのわからないものを渡され、強要されて俺はイライラした。



「それは無理だ。これはお前のためにあるのだからな。‥でもまぁ、仕方あるまい。」



そういうと風間は小瓶の蓋を開け、一気に飲み干した。





‥と思ったら

突然俺の唇をこじ開けるように深いキスをしてきて、その得体の知れない液体を俺の口の中へと流し込んできた。



「ふぅ‥んンンン!」



俺がもがこうと風間はその唇を離そうとはしない。

きっと今唇を離したら、俺が吐き出すのだろうと予測しているんだろう。



も‥無理‥ッ!





【ゴクン‥ッ】



俺はついにその液体を全て飲み干してしまった。



★★★★★★★★★★★

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