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秘蜜

第8章 恋人疑惑

「榎本!」



不意に
頭上から声が。



「鷹松君!!?」



浄化槽の上の
ちょっと高くなっているところに
鷹松君が登っていました。


この人って、神出鬼没。

てか、今日休みじゃなかったんですか?



鷹松君は梯子を伝って
下に降りてきました。



「おまえも来いよ」



私は差し出された手を
素直に握り返して

梯子を登りました。

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