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秘蜜

第9章 事の真相

何を言われるかどきどきしていましたが
こんな事とは・・・



「鷹松君、出席日数少ないし、今の成績だと
高校行けなさそうなの。榎本さん、今回のテスト一位だったし、席も隣だしちょうどいいかなって・・・」



「嫌だ」


先生の言葉を遮って
鷹松君が言いました。



「こら、あんたはどうこう言える立場じゃないでしょ!とにかくそうしなさい!」



えっ。
拒否権なしですか?



「あの・・私も嫌です」


もう決まったことのように話す先生。
黙っていられず、私は言いました。

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