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秘蜜

第9章 事の真相

私たち二人は
一緒に職員室を後にしました。



「悪い・・・別に良いよ、無理しなくて」



鷹松君が申し訳なさそうに言いました。




「ううん・・・!てか、これはやらせて欲しい!」



「そんなに体育4になりたいのかよ」



「うん!」



即答する私に、鷹松君は苦笑。


でも、仕方ないんです。


運動音痴の私にとっては、

生まれて初めて、
体育で4をとるチャンスなんです。

こんなおいしい話はありません。

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