幼馴染みで友達な彼女?
第2章 待って。 何が起きてるの?
その日は漫研が休みの日で
本来なら合気道の道場なのだが
今日はめずらしく臨休。
真っ直ぐ帰宅することになった。
乗り換えの駅で電車に乗ると
ばったり松沢さんと遭遇。
「あら。珍しい。今帰り?」
「朝ぶり。道場休みなんだ。
そっちこそ部活は?」
「大会前の全休〜」
「レギュラー?」
「落ちちゃった(テヘ)」
「じや、応援だ」
「サブには入ったから
コートには入るよ」
「出れるといいね」
「出たら頑張るよ」
彼女はバスケット部なので
大会とか練習試合などが
頻繁にあり結構忙しいらしい。
「そだ。道場行かないなら
イラスト見せてよ」
そういえば,そんな話を
していたっけ・・・
「あ〜。いいよ。どうする?
ファミレスでも行く?」
「ん〜・・・あ!
今日,弟,部活でいないから
ウチこない?」
おお。その方が
ドリンク代とか掛からないので
うれしいぞ(笑)
「行ってもいいなら,
おじゃましようかなぁ」
地元の駅に着き
松沢さんのお宅に着くと
彼女はカギを開けて中に入った。
松沢さんの家には
中学時代の勉強会で
友達数人でお邪魔して以来になる。
「適当に座ってて」
と,一階の居間に通される。
ここは勉強会で使わせてもらった
部屋で,絨毯敷きで
大きなローテーブルの周りに
二人掛けと一人掛けのソファーが
L字に並んでいる。
僕は二人掛けソファーの
一人掛け側に座った。
すると台所から松沢さんの
声がした。
「コーヒーとお茶しかないけど
どっちにする〜?」
「じゃあ・・・コーヒー」
「はーい」
ほどなく松沢さんが
コーヒーとお菓子を持って
やってきた。
「ご両親は?」
「ほら。ウチ、店やってるから」
そういえば彼女のウチは飲食店を
営んでいたっけ。
勉強会の時はご馳走になったな。
まあ、万が一彼女の親に観られたら
恥ずかしいのでよかった。
コーヒーとお菓子を
テーブルに並べると
「どれ。お姉さんに見せてご覧」
と,一人掛けソファーに座った。
僕は漫研の道具の入っている
サブバックからスケッチブックを
出すとそれを開いて見せた。
「あら。結構うまいじゃん」
「気になった所とかあったら
ドシドシ言ってよ」
「そうね〜・・・」
結構的確なところを指摘されて
正直凹んだ・・・。
本来なら合気道の道場なのだが
今日はめずらしく臨休。
真っ直ぐ帰宅することになった。
乗り換えの駅で電車に乗ると
ばったり松沢さんと遭遇。
「あら。珍しい。今帰り?」
「朝ぶり。道場休みなんだ。
そっちこそ部活は?」
「大会前の全休〜」
「レギュラー?」
「落ちちゃった(テヘ)」
「じや、応援だ」
「サブには入ったから
コートには入るよ」
「出れるといいね」
「出たら頑張るよ」
彼女はバスケット部なので
大会とか練習試合などが
頻繁にあり結構忙しいらしい。
「そだ。道場行かないなら
イラスト見せてよ」
そういえば,そんな話を
していたっけ・・・
「あ〜。いいよ。どうする?
ファミレスでも行く?」
「ん〜・・・あ!
今日,弟,部活でいないから
ウチこない?」
おお。その方が
ドリンク代とか掛からないので
うれしいぞ(笑)
「行ってもいいなら,
おじゃましようかなぁ」
地元の駅に着き
松沢さんのお宅に着くと
彼女はカギを開けて中に入った。
松沢さんの家には
中学時代の勉強会で
友達数人でお邪魔して以来になる。
「適当に座ってて」
と,一階の居間に通される。
ここは勉強会で使わせてもらった
部屋で,絨毯敷きで
大きなローテーブルの周りに
二人掛けと一人掛けのソファーが
L字に並んでいる。
僕は二人掛けソファーの
一人掛け側に座った。
すると台所から松沢さんの
声がした。
「コーヒーとお茶しかないけど
どっちにする〜?」
「じゃあ・・・コーヒー」
「はーい」
ほどなく松沢さんが
コーヒーとお菓子を持って
やってきた。
「ご両親は?」
「ほら。ウチ、店やってるから」
そういえば彼女のウチは飲食店を
営んでいたっけ。
勉強会の時はご馳走になったな。
まあ、万が一彼女の親に観られたら
恥ずかしいのでよかった。
コーヒーとお菓子を
テーブルに並べると
「どれ。お姉さんに見せてご覧」
と,一人掛けソファーに座った。
僕は漫研の道具の入っている
サブバックからスケッチブックを
出すとそれを開いて見せた。
「あら。結構うまいじゃん」
「気になった所とかあったら
ドシドシ言ってよ」
「そうね〜・・・」
結構的確なところを指摘されて
正直凹んだ・・・。