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幼馴染みで友達な彼女?

第10章 ・・・ドキドキしてる

松沢さんに「ドキドキするようなこと」を
リクエストされてしまったので
色々と考える日々が続いている。
縛るというのはもちろん筆頭候補だけど
縄なりロープを購入しないといけないし
実際に自分が縛れるかという大問題がある。
他にも道具が必要になる事も考えているけど
やはり予算を考えると高校生にはどうにもならず
そうなるとやはり身体だけでできる体位や
アナル責め,露出プレイと言うことになる。

最初に契約を交わした時のやりたい事の中に
露出プレイがあり松沢さんも興味を示してた。
でも露出って危険をはらんでいるので
どこでもできるわけじゃないから
いろいろとと考えないといけない。
うちの車庫ではチラッと試したけどやはり
危ないと思える様な場所でやらないと
いけないんじゃないかと思うんだよなぁ。

という訳で僕は部活や道場の無い日は
家の周りを散策する日が多くなった。
候補地を決めると時間と人通りの
チェックをしたりトラブル時の
逃走ルートなんかも考える様になった。
そして,とうとう1つのプランができあがった。
これのハードルは結構高いと思うので
試金石になると思う。
それは松沢さんのスタンスだ。
何度も「自分を好きにしていい」と
言っているけど,どこまで自分の欲望を
松沢さんぶつけていいのかわからない。
やはり松沢さんの望まない無謀な事を要求して
嫌われたくないという気持ちもある。
このプランが成功するかどうかで
今後の僕の動き方が決まるような気がする。

夜のSNSで伝えてもよかったのだけど
直接言いたくて通学時の痴漢タイムに
プランが出来たので時間が取れたら教えてと
話すと期待に満ちた目で
楽しみにしてると言ってくれた。

二日後の夜に翌日に時間が取れると
連絡が来たので夕方に
地元の次の駅に集合となった。
しかし翌日の待ち合わせて例によって
電車の各駅停車への乗り換えで
鉢合わせしてしまった。
考えてみれば待ち合わせ時間に
同じ路線で行けば会うことも当然なんだよね。
本来の待ち合わせの駅は歩いて直ぐの所に
川があり土手の上に道路が走っている。
以前は道路の脇は直ぐに土手の斜面だったのだが
数年前からの工事で割と広い歩道が出来ていた。

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