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幼馴染みで友達な彼女?

第10章 ・・・ドキドキしてる

学校帰りの待ち合わせなので
陽も大分傾いて来ていてもうすぐ夕方になる。

「どこにいくの?」

「土手にいくよ」

「ふ~ん。ねぇ,なにするの?」

「それはお楽しみ」

「はーい。うふふ。たのしみ~」

松沢さんは自分にどんないやらしい事を
されるのか期待しているのがわかる。

 あ~,君はホントにエッチなんだなぁ。
 僕の知っている松沢さんなら
 こんな時は何をされるのか不安で
 オドオドしていると思うよ。

土手に向かっているとコンビニが見えてきた。
ここが作戦の第1ポイントだ。

「喉渇かない?なんか飲みたいから寄ろう」

「そうだね。私もなんか買う」

コンビニに入ると飲料の棚で物色していると
松沢さんが寄ってきた。

「ちょっとおトイレいってくるね」

「あ。ごめん。どっちか聞いていい?」

とたんに松沢さんの顔が赤くなる。

「え?・・・え?聞くの?」

「あ・・・悪い。デリカシーがなかった。
 あ~~。プレイに関する事なんだ。
 小さい方ならがまんできる?」

「あ~~。そういう・・・
 うん。できると思うよ?」

「いや。ほんとごめん。
 おれから切り出すつもりだったから」

「いいよ。そういうことなら」

「でもトイレでパンツだけ
 脱いできてくれるかな?」

「へ・・・?うん・・・わかった」

松沢さんは顔が赤いままニコッと笑った。
もっと抵抗されるかと思っていたけど
毎朝ノーパンで電車に乗るくらいだから
大したことじゃないのかもしれないな。

松沢さんはコンビニのトイレから
少し微笑みを称えて戻ってきた。

「脱いできたよ~」

僕はすでに買い物を済ませていたので
コンビニを後にして土手に向かった。

「で?どうするの?露出?」

「もう~,せっかちだなぁ。
 もっとおしとなやかにしたら?」

「あら~。いやですわ。
 なんのために契約したのか
 わからないじゃありませんか?」

「あ~,やっぱりいいや。
 普段でもそんな話し方しないじゃない」

「うん。わたしも気持ち悪いよ」

歩きながら二人でケタケタ笑っていると
土手の上に上がる坂道にさしかかった。
車道に沿って狭い歩道を進むと土手の上にでた。

「わ~。土手に来るの久しぶり~」

眼の前が開けて河川敷が一望できる様になると
松沢さんが歓声を上げた。

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