俺様彼氏は甘えん坊
第4章 気持ち
×絢Side×
はぁ…。
帰ってから何回ため息をついたんだろう…。
私は今、自分の部屋のベッドの上に体育座りをしている。
あぁ…。
あの後どうしたんだろう…。
って!
なに心配してんのよ…私!
なんであんな俺様な後輩の事を…。
私はあの後、「そんなの…無理に決まってんじゃん!」と言い、朝日くんを突き飛ばして屋上を出た。
そして家に帰ってきた…。
ちょっと言い過ぎた…かな…。
いやいや!
言い過ぎじゃない!
だって無理矢理キスされたんだし…。
私は自分の唇に指を当てた。
私…キスしちゃったよね…。
朝日くんと…。
けど…なんか嫌って感じしなかった。