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俺様彼氏は甘えん坊

第4章 気持ち




ったく…。


それより…いてぇな…。



俺は左手首にしてある包帯を触った。

あん時、捻挫しちまったし…。



あの絢さんが「そんなの…無理に決まってんじゃん!」って言った後、俺は絢さんに突き飛ばされた。


その拍子に手首ついちまって…。



はは…。ダサいよなぁ…。




「好きなのか?」



「はっ?い、いきなり何言うんだよ!」



「吉澤先輩の事、好きな訳?」


柊が自分の頭を押さえながら、俺の顔を真剣に見てきた。



好き…。

俺が絢さんを…好き?


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