俺様彼氏は甘えん坊
第2章 出逢い
「ほらー早く体育館行け」
そう言いながら教室のドアから顔を出している担任。
担任は1年生の時と同じだった。
「絢行こっ?」
「あー…私はいいや」
「えっ…出ないの?」
「めんどくさいからね…」
「そう。じゃあ私はあのイケメン君を探して来ます!!」
詩織は私に敬礼ポーズをし、体育館へ行った。
私…サボっちゃったよ。
だってさぁ
なんかめんどくさくて…。
多分春休み気分が抜けてないんだろうね…。
それにしても暇だな…。
私は教室に一人でいる。
ダメだ…。
屋上でも行こうっと…。
私は教室を出て、屋上に向かった。