俺様彼氏は甘えん坊
第10章 初めて
俺はベッドの上に座った。
暇だな…。
まぁだから柊呼んだんだけど…
それだけでもねぇか…。
ピンポーン…。
少ししてから家のインターホンが鳴った。
「はいよ」
「急すぎる!俺にも用ってのがあるんだけど?」
「え?何があんの?」
玄関を開けると少しキレぎみの柊が立っていた。
用事ねぇ…。
柊に用事なんてあんのか?
尋ねると案の定言葉につまる柊。
「まぁいい。入れ」
「お、おう…」
柊を俺の家に入れた。
柊が俺ん家に来るのはまめだ。
結構近くに住んでるからな。