俺様彼氏は甘えん坊
第10章 初めて
俺は近くにあったマンガの角のとこで柊の頭を叩いた。
柊…関西弁になってるし…。
はぁ…。
でも柊の言うとおりシたい…かも。
って!
何を言ってんだ俺は!
そういうのはいずれ…な?
もう少ししてからな?
それまでは俺は我慢だな…。
ってヤル気じゃねぇかよ…///
「いずれ朝日と絢先輩がここで…」
「なーに変な妄想してんだよ!」
「いだぁ!おまっ…それ広辞苑!」
俺の右手には広辞苑があった。
あ…さすがに痛かったか…。
柊は少し涙を浮かべていた。
自業自得や!