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俺様彼氏は甘えん坊

第10章 初めて




今思い出すと自分が情けねぇ…。

でも過去は過去。


絢さんは俺にとって大切な人だから。
大切にしなきゃいけねぇから…。




「でもシたいんだろ?」



「そ、そりゃ…ってシたかねぇよ!」



「強がっちゃって♪向こうは待ってるかもしれねぇよ?」



「待ってる……?」



「だって絢先輩は俺らより1つ年上な訳だし経験だってあるだろうし…」


経験…ある。

そ、そうなのか?


確かに俺より1年長く生きてる。




「襲っちゃえば?」



「バカかお前は!」



「痛ぇ…そこ角やっちゅうねん!」

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