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俺は質問を続ける。






「考え事って･･･俺には言えないことな





のかな？」





「･･･別に言えないことではないけ






ど･･････。」





じゃあ、何で言わねぇんだよ！





じゃあ、何で目をそらすんだよ！





「何かやましいことでもあるのか






な？」






「べ、別に無いわよ！そんなの！」






焦ってる。






顔赤いな･･････。





意識･･･してんのか？








それとも、俺が男だからってだけなの　




か？






くそっ！分かんねぇ･･･







「じゃあ、どうして目をそらすの？」






やっぱこのしゃべり方慣れねぇな。





でも、こっちの方が効果あんだよ





なぁ。







あ、さらに顔が赤くなった。





どうしたんだ？






ん？何か思い出したか？






･･････悲しいのか？







何でそんな悲しそうな顔するんだよ。





「別になんでも無いってば！！」






加藤は俺を押した。






加藤の力はいつもより弱かった。