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青春メモリー

第7章 みんなの気持ち

「ごめんなさい。」






あたしは安藤の顔を見て謝った。






安藤にまたいつもみたいに笑って欲し






かった。






「よし。」







安藤は頷くと早速本題に入り始めた。






が・・・・・・





「で、本題の方だが・・・」






「う、うん。」







「正直おれにもどうすればいいか分ん








ねぇ。」







「は?」






あたしは予想外の言葉に言葉を失っ






た。






「だってよ、いじめられなくなるのな





んか、他の奴がいじめられたときし






か、知らねぇんだよ。」






「・・・・・・じゃあ、他の方法を考え






よ!いじめが起こる理由を考えよう






よ!」







「・・・・・・あぁ。そうだな。」






安藤はしばらく考えてから頷いた。












その日から、あたしたちは毎日意見を






出し合った。






あんまりいい意見は出なかったけ





ど・・・・・・。

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