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青春メモリー

第7章 みんなの気持ち

「お前も馬鹿だよなぁ。このまま帰す






訳ねぇだろ。つか、何であんなクズの





ために来れるのか不思議でたまんねぇ





わ!」






「・・・・・・」






その言葉にあたしは足を止めた。






その瞬間、後ろから両腕を拘束され






る。






「・・・・・・して。」






「ん?何だ?聞こえねぇな。見逃し






てつったか?」






「・・・・・・だから、取り消せっつったん






だよ!!!」






あたしは男たちをまとめている男、






先日殴ったクラスメイト、高橋の顎を






蹴り上げた。






と、同時にあたしの腕を拘束している






男の顔におもいっきり頭突きした。





「「ぐあっ!!!」」





男たちが悲鳴をあげたと同時に残りの






連中があたしに襲いかかった。






「一ノ瀬君はクズなんかじゃな






い!!だから取り消せ!!」






あたしは暴れながら叫んだ。






「へっ、どうだか、善人ぶってるだけ







じゃねぇか。いじめられたら学校にも






このくなる腰抜けのクズじゃねぇ






か。」





「違う!!」






あたしは高橋に近づいた。






男たちに邪魔されながらも高橋に近づ






く。

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