最初で最後の恋…
第3章 3
明希side
久しぶりに琉生の家きたし、部屋なんて中学1年の時以来だ。
俺はキョロキョロし始めた。
写真立てを見つけた。
「これ…あんときか(笑)」
中学卒業の写真だった。俺とのツーショット。
ニヤニヤしながら見ていると、琉生が入ってきた。
「何見てるの?」
「この写真飾ってたんだ。」
琉生は急に顔を赤らめる。
「だって、初めて撮ったツーショットだし…」
琉生は恥ずかしがっている。
…かわいいな。
ヤバい…この状況
琉生がテーブルにお菓子を置いて、ベッドに座る。
「あっ、そうだ!明希、向こう向いてて」
「なんで?」
「着替えたいから」
また顔を赤くして言う。
「わかった。」
俺、限界かも。
ブラウスを脱ぐ音が聞こえる。
ヤバいヤバいヤバいヤバい…