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好き好き好き好き…

第4章 不思議なこと

「帰りたい!」

そう叫んだ。


叫んだ瞬間真っ暗だったここがいっきに明るくなった。


そして階段が崩れていった。


"元気…で…ね……"


あの声が誰なのかがやっと分かった。


「兄さん!!…兄さんどこ!?」


"…いき……て…"


それが最後だった。


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