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好き好き好き好き…

第5章 ピアノが好きな2人


やがてピアノの音は消えた。


そして少年も消えた。


窓からは朝日が顔を出そうとしていた。


こちらも静かに

ピアノしかない真っ白な部屋を照らしだそうとしていた。


部屋の真ん中にある真っ黒なピアノを見たがるかのように。


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