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好き好き好き好き…

第5章 ピアノが好きな2人


完全に太陽が上った頃

1人の少女がピアノの部屋へとやって来た。


何も言わずに椅子に座り
ピアノを弾き始めた。


ただただ静かに…


悲しんでいるかのように。

苦しんでいるかのように。


彼女の心が泣いているように
ピアノも泣き始めた。


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