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好き好き好き好き…

第5章 ピアノが好きな2人


何十年何百年とずっと

ただただ誰かを求めて。



少年の降らせた悲しみの雨。


それが誰かに届いたのは
何万年後かだった。


だから少年は喜んだ。


生きてるうちには感じなかった喜びを


今初めてこの少女のおかげで感じられた。



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