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砂糖漬けな関係。

第3章 崩壊へのリズム



「ねぇ!?またあんた流されてない?!」


突然咲枝は、声を荒げた。


「うん・・・そうかもしれない。でもね、彼のことをもっと知りたいと思うの。」


咲枝だけに言う。本当の気持ち・・・


「それにね。告白された時になんだかすごく、ドキドキしたの。」



詩保はとても穏やかに言った。




「なによそれ・・・っ。そんなのただの勘違いよ!」



(咲枝、おかしい・・・)


詩保は咲枝の異変に気づいていた。

咲枝は普段はとてもクールで、こんなに声を荒げるなんて事は絶対にしないのに・・・

だけどそんな言い方に私は、カチンときてしまった。



「私ね、今回は自分の直感を信じてみようと思うの!」




つられて私も、強く言ってしまった。



「・・・・っ」




咲枝はぐっと、唇をかみしめていた。



「大きい声だしてごめんね。でも、これが私の本当の気持ちなの!咲枝だけには言っておきたかったの!」








・・・お互い口を開かない。


しばらくの沈黙が流れた。

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