
砂糖漬けな関係。
第4章 暗闇の足音
(もう我慢できない・・・)
私は秋斗の方へ駆け寄った。
「秋斗!!!」
一斉に二人が振り向いた。
「詩保?!いつから・・」
私は秋斗の言葉を遮った。
「何してんのよ!!」
私の怒りの矛先は、咲枝だった。
咲枝の胸倉をつかんで精一杯、咲枝を睨んだ。
咲枝はあの冷たい目をしていた。私の大嫌いあの目・・・
「なによ。あんたが悪いんじゃない。」
咲枝は秋斗の顔を傷つけたことを、1㎜も悪く思っていないようだ。
「ふざけないで!!意味わかんないよ!!何が悪くないよ!!秋斗傷つけといて何言ってるの!!」
「詩保!!もういいから!」
秋斗が私を咲枝から引き剥がそうと、私の肩を引っ張る。
すると・・・
「ふっ・・ふふふ、ぁはははっ・・・・あははははははは!!」
咲枝が狂ったように、笑い出す。
「どうしちゃったの・・・?咲枝・・・」
狂気を帯びた笑い声に、鳥肌が立つ。
「わかったよ・・ふふっ。そんなにひどいこと言うなら、もう知らないからね?あははっ」
そう言うと咲枝は、ふらふらとどこかに行ってしまった・・・
