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砂糖漬けな関係。

第4章 暗闇の足音




「勘違いしてんなよ・・鬱陶しい。」




秋斗は完全にきれてしまったみたいだ。



「勘違いって!?ちゃんと言ってよ!」




いつも曖昧な秋斗の態度に、私はイライラしていた。



「それは無理。どんなに言われても、話すつもりないから。」





秋斗は私の目を見て言う。少し悲しそうな顔で・・・





「もう・・・いいよ、今日は帰る。」




私は静かに言うと、秋斗の家を出て行った。

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