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砂糖漬けな関係。

第2章 悪魔のような天使




 そんな話をしていると、あっという間にハヤシライスが運ばれてきた。


「いただきます・・。」
 
 なんだか気まずい雰囲気の中、ハヤシライスを口に運んだ。


(・・・!おいしい!!)


「おいしいっしょ?」

私の表情を見てわかったのか、彼は少し笑った。



(笑顔・・・初めてみた。)


その笑顔は、すごく優しい笑顔で不覚にもドキドキしてしまったんだ。




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