どうして?僕が攻めじゃ不満なの?
第5章 アイラくんの暴走
学校について、教室に入るといつものようにお互い散らばる。
僕は、鞄を机に置いて机の中に、教科書を置くために手を入れる。
ガサッ…
ん?なんだ?
紙?
紙に書いてある文字に、僕は驚愕した。
それは、
【ほなみさんへ】
いつもいちゃいちゃとセックスをしているあいては、クラスでにんきものの歩くんですよね?なぜあなたみたいなゴミが歩くんと絡んで…しかも付き合うみたいな展開になっているんですか?殺されたいんですか?殺しましょうか?死んでくれませんか?つか…死ねよ。
可愛い便せんで…、でも誰から来たのか分からない。
歩くんと付き合うなら、これくらい当たり前じゃん。
…大丈夫。
全然怖くない。
こんなやり方でしか僕を脅せないんだから、相手は弱いに決まってる。
気にしない気にしない!!
そして、僕はその手紙を破り捨てて、ゴミ箱に捨てた。
それにしても、対応が早いな…
まあ、歩くんの熱狂的ファンなら納得。
僕は、自分のグループで楽しそうに話している歩くんを見て、微笑んだ。
のを見て、誰かが舌打ちをする。