
どうして?僕が攻めじゃ不満なの?
第6章 白雪姫と、メイドさん
「はッあッ…歩くんッイっちゃッ…あ」
グチュグチュと激しく淫らな音をたてながら、その上下運動を更に早めて、頂点に登り詰めようとする。
「僕もッイきそ」
はっはっと息を荒くして、顔を見れば余裕がない。
眉を寄せて、少し緩んだ口元は半開き。
「んッんッぁッぁッぁッぁッらめッらめッらめぇッ!!」
ドクンドクンと脈を打っている僕の中にある、歩くんの自身は僕の締め付けによって、出すものを全て出し切った。
僕は、また歩くんの制服に自分の欲求をぶちまけた。
「学校なの、忘れてたね。」
僕がグッタリと歩くんの肩に寄りかかると、耳元でまた意地悪を言う。
でも、今回は…我慢できなかったんだもん…
「あと…これで、文化祭とても楽しみになったよ。」
「ぇ…?」
「だって、白雪姫の相手は僕で、メイドさんの時も、いっぱい手出して良いんでしょ?」
言わせた…言わされただけ…だけど…、言ってしまったものは仕方ない。
「立てる?」
「ん…、腰痛い。」
「そりゃあんだけ激しく動けばねぇ。」
クククって笑いながら言う。
こういうのって、後々スッゴく恥ずかしいんだよね…
「帰ろっか。」
歩くんは、僕が制服を着るのを手伝ってくれた。
明日から、白雪姫の練習があるらしい…
憂鬱だ…
けど、頑張るか。
