
どうして?僕が攻めじゃ不満なの?
第6章 白雪姫と、メイドさん
「じゃあ、とりあえず出だしからやろうか。」
委員長が、そう言うと出だしに出演する人たちが中心に集まってきた。
僕もそれに出るから、行った。
「ナレーションから始めてくれる?」
「うん、分かった。」
ナレーションをする人が、そう言うと、周りの空気はシーンとしだして
「むかしむかし、あるところにとても可愛いお姫様と、悪逆非道の王女様が居ました。可愛いお姫様の名前は白雪姫。今日、白雪姫は森に散歩に来ていました。」
次は僕の番だ…
「き…今日…は、とってもいい天気ねっ…」
「白雪姫、ようこそ森へ。」
森の木役の子が言う、
「あら、っ歓迎…してくれて、るのね」
そこでシーンが切り替わり、王女様と鏡の場面。
ちなみに、役は二人とも歩くんの指名した通りになった。
「鏡よ鏡よ鏡さん、この世で一番美しいのは誰?」
「はい、それは森の外れにいる白雪姫です。」
「なっ何てこと!!衛兵!!白雪姫を始末しておしまい!!」
そこでまたシーンが切り替わり、ナレーションが入る。
「白雪姫に逆上した女王様は、衛兵に白雪姫を殺すように命じました。しかし、衛兵は白雪姫の美しさに殺すことが出来ませんでした。」
「白雪姫、森に身を潜めてください。アナタの命を女王様は狙っています。このままでは、白雪姫は殺されてしまうのです。」
衛兵役の子が、僕の肩を掴んで話す。
「わ…分かりました。私は、森の小人さんに助けて貰いますっ。」
僕はそう言って、小人がまつ場所まで走る。
「白雪姫、どうしたのですか?」
「そんなに息をきらして。」
「助けて下さいっ!!皆さんの…お力が…必要なのです!!私を、お助け下さいっ!!」
わざと大袈裟にゼハゼハと息をしらながら言う。
「分かりました。それなら、僕達の家に隠れてください。」
小人の言うとおりに小屋に入るふりをする。
小屋は、本番用意される。
ここでまたナレーション…
「白雪姫は、七人の小人達のおかげで平和に暮らしていました。しかし、ある日、女王様は白雪姫が生きていることを知りました。女王様は、怒り狂い白雪姫を殺すように命じた衛兵を処刑にしました。そして、自ら魔女に化けて毒リンゴを作り、白雪姫の所に向かいました。」
