どうして?僕が攻めじゃ不満なの?
第7章 形勢逆転!!にはなりませんでした、普通に。
「やっぱり穂浪は、すっごく華奢な身体。白いし、スベスベだね。」
歩くんは、全裸になった僕をベッドに押し倒すと、バイブを僕の口に入れてきた。
「んぐッ…んッ」
歩くんは、僕の口の中にあるバイブのスイッチをONにしてリモコンでそうさし始める。
口の中で暴れまわるバイブを、無理矢理口の中に収めているせいか、口から溢れ出した唾液が口の端から垂れていく。
「穂浪エロいね。」
歩くんは、口の中にバイブをくわえている僕を見てから、顔を僕の下半身にうずめる。
「んッ…ぁッふ」
歩くんは、舌で僕の穴の周りをゆっくり舐め回す。
確信的な快感がないので、僕は自然と腰を浮かせて、いじってほしいところをヒクヒクさせた。
これは、制御できるものではないので、腰を浮かせて揺らしては駄目だと分かって居ても、早く中に射れて欲しいと穴がねだってしまうのだ。
ヴヴヴヴっと咥内で蠢くバイブ。
…コレが…コレが僕の中をグチャグチャにするんだ。
そう考えたら、僕はバイブに愛着が湧き、咥内でバイブを遊ぶ。
「んッはぁんッ」
歩くんの舌が、散々穴の周りを舐め回した後、プツっと穴の中に入ってきた。
歩くんの舌は、うねうねと妖しく動いて僕の中を乱す。
「ぁッ…んッふ」
「穂浪、今自分が何してるか分かってる?」
意地悪な笑顔になりながら、歩くんは僕に聞いた。
僕は何のことか分からずに、僕の身体を見下げてみる。
そしたら、僕は羞恥で顔を赤らめた。
僕がしていた行為は、左手で乳首を弄り、右手で自身をしごいていた。
…今日は、こんなんじゃないのに…
でも、快感を求める僕は、自らの指先で乳首を抓ったり、潰したり、自身から出る先走りを自身全体に塗りたくったり…
「ぁッ…んッはぁッ」
歩くんは、穴から舌を出すと、僕の口からバイブを取り出して、僕の唾液で厭らしくテカっているバイブを、僕の穴に入れ込んだ。
バイブのスイッチはONのまま。
僕の中に入ってきた途端、快感が僕を取り巻き、ヴヴヴヴっと鳴り響くそれを締め付ける。
「ぁッあッ…らめぇッ」
僕は自分を宥める行為を止めない。
このまま絶頂に達したい…
歩くんの視線を感じながら、僕は自身を扱き乳首を苛め、バイブを締め付けながらイった。