どうして?僕が攻めじゃ不満なの?
第1章 カワイイ娘
「ひぐっ…あッ…」
「おかしいなぁ…嫌がってるくせに、感じてるように見えるんだけどッ。」
腰を掴んで、力任せに打ち付けられる。
「これはッ…ちがぁ…ぁッも、イッちゃ…ぁッぁッあッ!!」
…嘘だ。
内壁を摺られて、絶頂に至る。
僕からでた欲は、教室の床に落ちた。
「あーら、床が汚れちゃったー」
「ん!?ッなにす」
「舐めて綺麗にしろよ。」
欲に顔を押し付けられる。
恥ずかしくて涙がでる。
「んッ…ふッ…ぁ」
自分で落とした欲を、また自分の中に取り込む…
う…不味い…
「凄いヤらしい。」
「ゃッ…待っ…てぇ」
僕の欲を舐めている僕に、欲情した歩くんは、また腰を振り始める。
「待てない。僕はまだ、イってないんだよ?」
そう言って腰のスピードを速める歩くん。
僕は、連続して降りかかる快感に我慢できず達してしまいそうになる…けど、歩くんに自身を握られてしまいイけなくなった。
「おねがッ…イかせてッ」
「だぁめ、また床汚れちゃうよ?」
歩くんの言葉に、羞恥が湧き耳まで真っ赤に染めると、歩くんが鼻で笑ったのが分かった。
「ま、また穂浪くんが床舐めればいっか。」
「へ?…ちょっッ…」
油断していた僕は、歩くんが握り締めていた自身をいきなりしごかれる。
不意に来た、また新たな快感。
抑えるには、皆無だった。
「あッもッ…らめぇッ!!」
ヅクンと飛び出る欲。
ソレはまた、教室の床を汚した。
腹の中に、暖かいモノが流し込まれている。
「また、出たね。」
改めて言われると、恥ずかしくなる。