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ΑΑΑ

第6章 集団行動☆


ある日、理事長に突然呼ばれた。

『今日呼んだのは、ある一件のことで呼んだ。』

どうでも良いから、早くしてほしい。

『で、なんですか?』

俺が喋るのを嫌がっているのを察してか、弛嘉が言う
『要件は、根元黒蝶君に危害など与えないで欲しい。それ以外、何をしても目を瞑ろう。』

「誰ですか?」

この時理事長は、露骨に驚いた顔をして、
『君たちが、知らないなら別にいい…』
といって、慌てて俺達を帰した。

なんとなく、面白そうだ

俺は、新しいオモチャを与えて貰った子供の様に、笑った。

「弥和、新しいオモチャだ。情報よろしくな…」

『わかってるよ〜』

その数日後、弥和が得た情報によると、¨ΑΑ¨の人間とわかり、俺は一人こいつに会いにいったんだ

この時こいつは一人教室で、本に没頭して俺を眼中にもいれない。この俺をだ…
だから…

『なに読んでるの?』
――――――――――
――――――
――

ふと昔の事を思い出してみた。
今でも俺が覚えてるのに、君は覚えてないんだ…
何故だか、寂しさを覚える。

『あの…』

その声で現実に戻った。

「あぁ…ゴメン。どうして俺がこんなにカッコいいか考えてた…」

『うわぁ…』

あれ?なんか引いてるんだが…

「えっと、なぜ君を呼んだか教えるよ。君には、一ヶ月俺らと共に行動してもらう。」

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