小さな秘密
第5章 ふたつのグラス
「んんっ…ふは、だめっ……」
背中に回された壱輝の手が服の中へと進んでいく。
一度離した唇もすぐに塞がれ、あっさりとホックが外された。
「ふんぅ……んんっ」
壱輝は私を抱えたまま、ベッドに寝転んだ。
そのせいで、私は壱輝に跨がる体制に……
ようやく唇が離れたかと思うと、胸を揉みはじめた。
「だめだよっ?お兄ちゃんに聞こえちゃうぅ……」
私は小さな声で必死に抵抗し、壱輝から離れようとした。
そしたら今度は押し倒されて、身動きが取れなくなってしまった。
「栞が声出さなきゃ大丈夫だよね?」
壱輝はそう言って首筋に顔を埋め、ちゅうっと吸い付いて赤い跡を残した。
「声我慢してね?」
壱輝の手は太ももを撫でスカートの中へと進む。
そしてパンツの上からクリを撫でられた瞬間……
―コンコン。
「栞…?」
「お兄ちゃんっ!?」
「ジュース持って来たけど二人で飲まないか?」
壱輝と目が合い、慌てて離れベッドから降りて座りなおした。
「ありがとぉ!そこに置いといて?」
そこにって言ったのに
お兄ちゃんは部屋まで運んでくれ…
「二人で何してたの?」
「お話ししてただけだよ?」
「…だけ?」
壱輝とお兄ちゃんの初対面。
壱輝はペコリと頭を下げたが、明らかに動揺していた。
怖くてお兄ちゃんの顔も見れない……。
「栞?」
「…なぁに?」
「仲良く遊べよ」
お兄ちゃんはそう言って
微笑むと部屋から出て行った。
背中に回された壱輝の手が服の中へと進んでいく。
一度離した唇もすぐに塞がれ、あっさりとホックが外された。
「ふんぅ……んんっ」
壱輝は私を抱えたまま、ベッドに寝転んだ。
そのせいで、私は壱輝に跨がる体制に……
ようやく唇が離れたかと思うと、胸を揉みはじめた。
「だめだよっ?お兄ちゃんに聞こえちゃうぅ……」
私は小さな声で必死に抵抗し、壱輝から離れようとした。
そしたら今度は押し倒されて、身動きが取れなくなってしまった。
「栞が声出さなきゃ大丈夫だよね?」
壱輝はそう言って首筋に顔を埋め、ちゅうっと吸い付いて赤い跡を残した。
「声我慢してね?」
壱輝の手は太ももを撫でスカートの中へと進む。
そしてパンツの上からクリを撫でられた瞬間……
―コンコン。
「栞…?」
「お兄ちゃんっ!?」
「ジュース持って来たけど二人で飲まないか?」
壱輝と目が合い、慌てて離れベッドから降りて座りなおした。
「ありがとぉ!そこに置いといて?」
そこにって言ったのに
お兄ちゃんは部屋まで運んでくれ…
「二人で何してたの?」
「お話ししてただけだよ?」
「…だけ?」
壱輝とお兄ちゃんの初対面。
壱輝はペコリと頭を下げたが、明らかに動揺していた。
怖くてお兄ちゃんの顔も見れない……。
「栞?」
「…なぁに?」
「仲良く遊べよ」
お兄ちゃんはそう言って
微笑むと部屋から出て行った。