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苦しいくらい恋をした。

第3章 クラス替えの嵐

「…なーにそんな可愛い顔しちゃって。
俺に惚れた?」

そうやって顔を、覗き込んで来る昌。
あと、五センチ。五センチ動くと唇が触れる距離。

「な、な、なにゆってんだぁ!
ほれるわけないし!///」

不覚にもドキドキしちゃったあたし。
いや、ありえない、
一目惚れ?この私が?
ないわ。ないないないないない…


「なにがないって?」

そういわれて我にかえった。

顔をあげるとまさはさっきのまま。
つまり、私の真向かい。

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