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画面の向こうのあなた

第2章 Ⅰ

…名前はミノリさんらしい。
……ツッコミ所がいっぱいありすぎる。

せ、専業主婦はバニーちゃんなのか…
そして、所謂ギャル文字が多い。ふざけんな。自己紹介じゃなくて愚痴もあったよな。そして、愚痴から何故いきなり話かけてね、に行った…。


…ま、まぁ、自己紹介は人それぞれだから仕方ないな…。でもバニーちゃんって…。
専業主婦…。

「…専業主婦……。」

「…くぅ〜ん」

犬の言葉は分からないけれど、私と同じ事を考えてるであろう…。

いやー、バニーちゃんの衝撃は大きかったな 笑

喉渇いた。

一旦マイページに戻って麦茶を取りに行こうと一階におりる。ついでに、ずっと放置していた床に落ちたアイスをティッシュで拭いてから行った。

これで部屋は綺麗になったぜ、キラーン
ちょっとした満足感に浸りながら下に着くと

「…ここもあっちいー」

自室よりも遥かに暑かった。
そりゃあな、窓閉めてりゃそうなるわな。
蒸し焼きだ。蒸し焼き。

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