テキストサイズ

ヤクザくんは隣の席。

第2章 路地裏で。

「何??あいつら」

「木村組。あいつら俺達の敵。
あいつらに関わるなよ。」

いや、関わりたくないし!こっちから。
敵だから追われてたの?

…ヤクザって大変ね。


「で、お前なんでここにいんだ。」

「えーっと、はい。コレ」

私は手元にある、プリント(手紙)を渡した。

「だから、いらねぇって言ってんだろ。」
無理やり渡そうとするが、受け取らない。
「だめだって!大事な手紙だから!
退学になるんだよォ!」


「退学…?」

退学と言う言葉を聞いて、動きを止めた藤崎。

渡そうとして暴れていたから、今日に止まって倒れそうになった。

「うん、これ以上休むと。
早く学校きなよ。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ