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2人の男の攻略法

第1章 秘密

泣きながら家についた僕はそのまま部屋にこもった。

次の日は卒業式だったが、休んだ。


翔からいくつかメールが届いた。

「雪?大丈夫?卒業式一緒にでたかったのに残念・・・」

「雪おはよ!メール返信出来ないほど具合よくないの??心配だからメールちょうだい!」


「雪、具合よくなったら電話して。」



一週間が過ぎ、翔からのメールは少なくなった。
雪は一度も返信しなかった。

2週間がすぎた頃携帯の番号もメアドもかえた。

僕は実家からも離れ、一人暮らしをはじめた。

胸はまだ痛かった。

もう傷つきたくない。


もう「好き」なんて言わない。



そして物語は1年後へ・・・

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