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2人の男の攻略法

第2章 優しい言葉


圭「おじゃまします。」

丁寧に靴を揃えてあがる圭。

雪「ちらかってるけど、適当に座って!」

ワンルームの部屋には必要なものしか無いためなかり殺風景だった。

雪は急いでお茶を汲み、圭のところへと運ぶ。

圭はベッドの上に腰かけていた。

雪「どうぞ」

圭「ありがとう」

雪が差し出したお茶を圭が受けとるために手を伸ばす。

圭と手が触れそうになって思わず雪はコップをはなした。

するっ

雪(あっ!!)

圭「あっつっ!」

雪「圭!だっ大丈夫?ごめん!すぐ冷やさなきゃ!」
焦ってあわてて圭の手をひきお風呂場へと連れてきた。
急いでシャワーを出し、服の上から冷たい水を流す。

太もも付近に熱々のお茶をこぼしてしまったので、相当ヒリヒリするだろう。

しばらく水をかけながら雪は何度も謝った。

雪「圭、ごめんね。痛いよね?」
涙目になりながら謝る。

圭「もう大丈夫だろ。雪は気にすんな!わざとじないんだから・・・」

そういうと風呂場から出る圭。後を追って雪がでる。

雪「とりあえず濡れた服乾かすから、しばらくこれ巻いてて。」
そう言って大きめのバスタオルをだす。

圭「サンキュー」

圭は雪のことを気にせず濡れた服を脱ぎはじめる。雪はあわてて風呂場から出ていった。

しばらくして圭が風呂場からでてきた。

裸にバスタオル1枚腰に巻いた状態で・・・

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