2人の男の攻略法
第2章 優しい言葉
最低・・・・・
ポロポロ涙が溢れた。
雪「最低だ・・・ぼく。っっ・・・・・・」
堪えきれず嗚咽が漏れる。
好きな人の前で、違う男のモノをくわえながら喘いでいた自分。
好きでもない奴と寝れる最低な奴。圭はきっとそう思ったに違いない。
快楽に弱い自分が心底恨めしい。
翔がぎゅっと抱きしめ、耳元でささやく。
翔「雪、俺にしとけよ。俺のこと嫌いじゃないんだろ?だから感じて・・・・・」
雪「キライ・・・」
翔の言葉が終わらないうちに雪はそう吐き捨てた。
雪「あんな事する翔なんて大嫌い!!!キライキライ!!」
翔をポカポカと叩きながら泣きわめいた。
キライ
キライ
キライ
自分が一番キライ。