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愛のかけら

第3章 隣で愛して

気付くと、ベッドで・・
傍らに苦しげな相模の顔があって・・

「愛様・・そんなに私の事がお嫌いになったのですか?」
目を見開いて相模を見た
なんで?どうしてそうなるの?

「賭だったのです・・愛様から誘って頂けるのをお待ちしてたんです」
今にも泣きそうに私の手を握った

「申し訳ありません。私の身勝手で愛様を危険に晒すことになってしまって」
相模の手がゆっくり離れていく

「さ・・が・・みっ」
心と思想がかみ合わなくて声が・・言葉がうまくでない・・!

切ない笑顔で部屋を出て行こうとする

考えるより先に身体がベッドから飛び起きて今にも部屋を出ようとする相模の腰にしがみついた

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